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フィルターカートリッジの選定は重要です。
フィルターカートリッジはご使用用途や処理量・コンタミの状態・耐薬品性・温度条件等を確認して、マッチングの良い選定をする事によりフィルターカートリッジが持つ特性を十分に発揮する事に繋がります。
製造ラインの仕様変更が発生した時はフィルターカートリッジの見直しをお奨めします。


ファイバーデプスは一般産業界で最も多く使用されているフィルターです。
公称精度(ノミナルレイティング)と絶対精度(アブソリュートレイティング)があり粗ろ過から0.5μm迄の広範囲なグレードから選択が出来ます。
集塵能力が高く、流体中にコンタミが多い箇所に使用すると有効なフィルターです。
近年では従来のワインドタイプ(糸巻き)からセキソウタイプ(成形体)が主流になってきています。

ファイバープリーツは流体中のコンタミの粒子径分布がある程度揃っている箇所に有効です。
公称精度(ノミナルレイティング)と絶対精度(アブソリュートレイティング)から目的に応じて選択できます。
ファイバーデプスの約10倍のろ過面積があり、使用環境にマッチすればファイバーデプスより飛躍的なロングライフが得られます。
カートリッジ外径70φ・83φと130φの3種類から選べます。外径が大きくなるほどろ過面積が大きくなる為、1本で高流量が得られます。
また近年では固形異物除去だけでなく、不定形異物(ゲル異物)除去の要求も高くファイバープリーツへの様々なろ過・分離の要求が高まってきています。

メンブレンフィルターは非常にシャープな孔径分布を持つ高分子膜をメインろ材にしたフィルターです。
メンブレンフィルターは絶対精度(アブソリュートレイティング)です。
除粒子はもちろんバクテリア等の除菌迄可能です。
主にポリエーテルサルフォン孔径勾配膜と耐食性に優れたPTFE膜から選択できます。
親水性ポリエーテルサルフォンメンブレンは孔径勾配膜構造で高流量が得られます。水系でよく使用されます。
PTFEメンブレンは親水性と疎水性の2種類が有り、液体か気体で選択します。
10μm~0.05μm迄の広範囲な選択ができ、同じろ過粒度でもファイバープリーツよりコンタミをシャープに捕捉します。

カプセルフィルターは小流量ろ過や付加価値の高い液の残液ロスの極少に最適です。
試作段階の製品ろ過にも最適です。
中身のろ材はファイバープリーツやメンブレンフィルターから選択でき粗ろ過から除菌グレードまで対応できます。
継手はNPT雄ネジ・ヘルール・スウェージロックと3種類有ります。

メタルフィルターは高温・高粘度の流体ろ過や繰り返し洗浄再生して使用可能なフィルターです。
またはポリプロピレンを始めとするファイバー材質が耐薬品性で使用できない流体などにも使われています。
通常の金網から焼結金属・パウダー焼結・高性能メタルファイバーと4種類有り、形状もシリンドリカルとろ過面積の多いプリーツタイプも有ります。
シール形状も様々なフィルターハウジングに合うようにつくれます。

バッグフィルターはコンタミの集塵能力は円筒型フィルターカートリッジよりも劣りますが、1枚で高流量が得られます。
コンタミボリュームが少ない状態でのチェックフィルターとしての役割に最適です。
流れ方向が内→外ですのでフィルター交換時にコンタミごと処分できます。

活性炭フィルターは吸着ろ過をします。
水道水中の塩素除去によく使用されています。
またメッキ液中の有機物除去にも循環ろ過でよく使用されています。
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